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1952 高桑勝雄改訂増補フィルム寫眞術 / アルス, 1922 / hard / B / \ 2,1001920年代、「ヴェス単」、「パーレット」 といった小型カメラの普及と共に、全国的に広がったアマチュア写真家層。そうしたアマチュア向けに写真技術や作品を紹介する写真雑誌が次々に創刊された。そのうちのひとつが、『カメラ』 (1921年創刊) で、その編集長として敏腕をふるったのがこの高桑勝雄。写真撮影から現像までのイロハを事細かに解説した本だ。後半には 「高桑式簡略主義の寫眞術と秘傳數種」 なる項があり、大仰な?タイトルと、その内容の不一致?さが、ユーモラスな人柄を想像させ、読んでいて楽しかったりする。現像液を入れるバットは蕎麦屋のお盆がいいとか、撮影済乾板を女中に命じて水洗いさせたら、亀の子タワシでゴシゴシ綺麗にしてしまい、理由を尋ねると、「黒いキタナイものがついて居ましたから」 という失敗談など。ちなみにこの話の結び、「寫眞の事を心得ない人に何かさせるにはよほど注意しないと思ひ掛けない失敗をします。」 とのことだ (苦笑)。表紙にシミ。背が僅かに弱い感。2カ所ほど非常に小さい線引きあり。 重版 / 函欠 / 16x12cm / 写真図版点数12点 / 331pp. |